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掛軸 15
真贋不明です。若田硯　福地光波作。大田垣蓮月 Otagaki Rengetsu寛政3年(1791)～明治8年(1875)実父は伊賀上野の城代家老藤堂新七郎良聖。筆　朱肉　印矩セット。生後すぐ、京都知恩院の坊官、大田垣伴左衛門光古の養女となる。掛軸 111。俗名、誠(のぶ)。掛軸3本セット 葛谷聖山『新四季賞翫』日本画 山水 風景画 絹本 共箱付 掛け軸。7、8歳のころ、丹波亀山松平家に奥詰めとして奉公。掛け軸13本まとめ　自宅保管。文化4年(1807)17歳の時、大田垣家の養子望古と結婚し、一男二女をもうけるが、いずれも夭折。乃木希典 書簡 掛軸 毛筆。文化14年(1815)、望古と離婚。貴重 三府俳優大見立 玉置清七板 市川團十郎。文政2年(1819)、29歳の時、大田垣家の養子古肥と再婚し一女をもうけるが、四年後夫古肥は病没する。拓本　五雲棲　中国碑帖。葬儀の後、養父と共に知恩院で剃髪し、蓮月尼を称した。掛軸『四国八十八ヶ所霊場御朱印』仏画 絹本 共箱付 掛け軸 y19826。2年後、7歳の娘を失い、さらに天保3年(1832)42歳の時、養父を亡くす。風林火山掛け軸。その後は、自作の和歌を書きつけた急須や茶碗などを焼き、やがて名は高まり、「蓮月焼」と呼ばれて人気を博す。掛け軸　吉祥富獄三羊図（複製）　森契雪。岡崎、粟田、大原、北白川などを転々とし、西賀茂の神光院で明治8年12月10日、85歳で没した。書 Pompei e i suoi abitanti。和歌は上田秋成、香川景樹に学び、穂井田忠友、橘曙覧、野村望東尼ら歌人のほか、維新の志士と交流する。希少 墨雲堂 吐雲 固形墨。富岡鉄斎は、蓮月尼老年の侍童であった。掛軸 134。明治元年(1868)、『蓮月高畠式部二女和歌集』が出版され、同4年には近藤芳樹編の家集『海女の刈藻』が刊行された。掛軸　久隅守景筆　三幅対　山水図　荘子図　書付共箱　D　R5171。